~やれば出来るは魔法の合言葉~

基本理念
出来ない理由より、
どうすれば出来るかを考えよ
基本方針
・未来につながる会員拡大
・規律ある組織運営と広報活動の実施
・メンバー同士の強固な団結力形成
・他LOM及び各種団体間との交流
・持続可能なまちづくりの実現

はじめに

 昨年8月、我々伊都青年会議所の父とも呼べる寺本昌司初代理事長が永眠されました。故寺本初代理事長のまちと仲間に対しての篤い思いを受け継ぎ、今後も我々伊都青年会議所メンバーは同じ志を引き継いでまいります。心よりご冥福をお祈りいたします。
さて、我々の住む橋本・伊都地域は高野の霊峰と紀の川の清流に位する、自然豊かな暮らしやすい地域ではあるが、年々進む少子高齢化による人口減少が加速し、地域の活気が失われつつあります。そのような時代背景の中で、我々に託された使命は、奉仕・修練・友情の三信条を元にメンバー自身が成長し、将来も笑顔で安心して暮らせる地域を創造していくことです。それらの事を行うには、決して楽しい事ばかりではありません。時には困難な事がたくさんあり、挫けそうになる事もあるでしょう。しかし、私が青年会議所で培った経験では、それらを乗り越えるのはまちへの想いと仲間との友情です。楽しいことよりも辛いことの方が多いのが人生。そして楽なことよりも試練が多いのも人生。しかし、人生には乗り越えられない壁は無く、諦めなければ必ず試練は越えられるはずです。そのためには、どうすれば出来るかを考えることが近道になり、壁を乗り越えることで自己の成長へとつながる事を確信します。

未来につながる会員拡大

 昨今、全国的に青年会議所メンバーの減少にも歯止めが効かず、このままでは我々のLO Mでも明るい豊かな社会の実現に向けた運動を継続していく事が困難になりつつあります。 諸先輩方が築き上げた歴史を継続していくためにも、志を同じくする仲間を増やすとともに、まちの未来を支える団体であり続けなければなりません。現在の伊都青年会議所は約20名という少数で活動を行っており、まちの未来を担う青年経済人の集う団体としては非常に少数であり、LOMの存続危機にあります。また、本年度はメンバーの約3分の1に値する6名の卒業予定者がいます。10年後・20年後において、諸先輩方から引き継がれた伝統を守り、地域の発展のために尽くしていく活動を続けるためには、志を同じくするメンバーを増やし、組織力の強化を図る必要があります。和歌山ブロック協議会や他LOMとの情報交換や共有を行い、時代に合った手法を積極的に取り入れることも進めていかなければなりません。今こそメンバー全員が一丸となり、情熱と覚悟を持って全力で組織の再構築に取り組むことで、未来につながる会員拡大を成功させ、より強固な組織として輝かしい未来に向けて邁進いたします。

規律ある組織運営と広報活動の実施

我々は、規律ある青年経済人の団体として運動を行っております。しかし、近年は良くも悪くもメンバー間での馴れ合いが進み青年会議所運動の「本質」を見失い、時間や期限を守られていないことが見受けられます。メンバー全員が根本の意識を理解し共有するために、我々が何を目指し、何を求めてこの団体に入ったのかを考え、本来の使命を見つめ直し「原点回帰」を行うことで、内面から輝く規律ある持続可能な組織を運営します。また、我々の行う事業や運動を対外にも発信するために、情報訴求力のあるSNSを積極的に活用することで存在感を発揮し、魅力ある団体であることが認知され、地域から求められる団体とな り、自己の成長とともに橋本・伊都地域を牽引するリーダーとなります。

メンバー同士の強固な団結力形成

翌年に創立55周年を迎える伊都青年会議所は、創立時に掲げたまちへの想いと仲間との友情は54年前から現代まで「勇往邁進」し続け、今日に至っております。同じ時代、同じ地域、そして同じ思いで集まった伊都青年会議所メンバーは偶然ではなく必然だと私は確信しています。一時は130名を超えるメンバーがいましたが、現在は約20名の少数メンバーで活動を余儀なくされています。しかし、少数であるからこそ横のつながりを密にし、お互いを助け合い、仲間としての絆を深め青年会議所運動以外でも良き「つながり」を持てる同志となるでしょう。「おかげさま」の気持ちと今を生きる楽しさを育み、全員が同じ方向に向かって手を取り合うことで、運命共同体とも言えるかけがえのない同志とともに強固な団結力を形成し、組織力の強化を図ることで、伊都青年会議所としての想いを今後も引き継いでまいります。

他LOM及び各種団体間との交流

地域に住む多くの市民や団体が参加する活動に参加・協力するとともに、他団体との新たな連携を模索し、積極的な交流を行うことで、他団体の手法や思考を学ぶ機会を創出し、今までに増して新たな組織能力の向上の手法を身につけ、地域を発展させることのできる事業を行える団体へとなります。また、他LOMとの合同例会や各事業に対して、積極的に参加をすることで、地域を飛び出した志を同じくする仲間との出会いを広く求め、お互いの情報共有や事業の協力ができるパイプを繋ぎ、広角的な視野を持ったJAYCEEとして、それぞれの地域を盛り上げる一助となる必要があります。

持続可能なまちづくりの実現

我々の地域には世界遺産の高野山があり、全国から注目を浴びる農産物が豊富に育まれています。その恵まれた地域の魅力がありながら、都市部との地域格差や人口減少など様々な課題が山積しています。我々はその課題と向き合い、将来も安心して暮らしていけるまちづくりをしなくてはなりません。そのためには、この地域で暮らす市民に、今まちがどんな問題に直面しているかを知ってもらい、自分たちの生活との関連や、一人ひとりにできることを考えてもらうために、昨年度より日本青年会議所で推進しているSDGsを我々も引き続き推進していくことで、次第に市民の意識も変わり、一歩ずつまちの未来も良くなり、誰一人取り残さない安心して住み続けられる橋本・伊都地域を創造します。そして、メンバーも「温故創新」の想いで地域を愛し学ぶことで、先人の築き上げた素晴らしい歴史を守り、今後引き継いで発信していくことで、まちのすばらしさを再認識し、わがまちプライドをもった地域づくりにつなげます。また、近年日本の各地では台風や豪雨による被害が多発しており、我々の地にも南海トラフ巨大地震が数十年内に発生すると言われています。大規模な災害や震災に対しての防災意識を高め、いざと言う時に先陣を切って市民の助けとなれる人材である必要があります。我々の力では災害を止めることはできなくとも、我々の手で被害を小さくすることはできます。まちを想う強い気持ち、我々にできるすべての力を注ぐことで、持続可能なまちづくりの実現へとつなげます。

おわりに

出来ない理由を考えるのはとても容易いことです。しかし、我々青年経済人はどうすれば出来るのかを考え、実行に移していく事が必要です。今日メンバーが抱える負担が増える中、我々がやり遂げなければいけない使命に変わりはありません。一人が手を抜けば他のメンバーにかかる負担は増加され、多くの負担を強いられたメンバーは次第に限界を感じ、参加を拒むという悪循環に陥ってきます。仕事と青年会議所運動の両立で忙しいのはメンバー皆同じです。どのようにすれば課題を熟せるのかを考え、皆で協力する体制を整えることで、自己犠牲の精神を磨き、組織から地域へと貢献できる団体を築き上げ、我々青年会議所が、常に市民から求められる存在であり続けることが叶い、「笑顔」溢れる地域の創造ができます。個人の成長なくして組織の進化は無く、組織の進化なくして社会の発展はありません。諦めるのは今でなくてもいい。今こそ強い意志を持ち、どんな苦労や困難にさえもくじけない「不撓不屈」の精神で、逆境をも跳ね返す強固な連携を築き上げ、志を同じくするかけがえのない仲間とともに一歩ずつ成長していきましょう。