一般社団法人 伊都青年会議所 2014年度 基本計画

スローガン

勇往邁進

基本理念

青年の行動が未来を創る
明日への一歩を共に今踏み出そう!
夢と希望あふれる橋本伊都の創造

基本方針

1.志を同じくし行動を共にするための理念と情報の共有
2.JC運動の基礎となる会議運営能力の向上
3.現状にあったLOM運営と定款諸規則の検証
4.未来を切り開く青年経済人の開発
5.2015年紀の国わかやま国体を活用したまちづくり
6.JC運動への積極的な参加
7.和歌山ブロック大会の主管
8.熱いJC魂による会員拡大の成功

理事長所信    第48代理事長 前田 将人

「はじめに」
2013年7月「社団法人伊都青年会議所」は、公益法人制度改革に伴い「一般社団法人伊都青年会議所」へと移行しました。 1966年7月に「橋本・伊都青年会議所」として設立され、その後「社団法人橋本・伊都青年会議所」と法人格を獲得し、 さらに「社団法人伊都青年会議所」へと名称を変更し、そして現在「一般社団法人伊都青年会議所」として4度目の新たなスタートをきりました。 時代の流れとともに法人格や名称は変わっても、設立趣意書に掲げられた精神は今も変わらず、 青年会議所(JC)は、この地域の未来のために歩み続ける青年の集いであります。

橋本・伊都青年会議所設立趣意書
高野の霊峰と紀の川の清流に位する和歌山県伊都地方は、われわれのこよなく愛する郷土であります。 土にはぐくまれ、水の恵みをうけてわれわれは育ち、又、同じ郷土にわれわれの子孫はのびてゆくことでありましょう。 このことを思いますとき、当地域の発展を希求するのは当然のことであります。「地域社会をよりよき福祉社会に」「より明るい豊かな社会」にするためには何のためらいもなく貢献したいものです。 祖国日本の将来に対しても全く同じであります。「福祉国家の建設」は私たちの念願でもあります。 青年会議所は、この精神を基盤として、青年のもつ英知と勇気と情熱をもってお互いに信じあう青年経済人の集いであります。 青年の進むべき行動目標をつねに誤ることなく、世界組織の一員となって、全国の仲間達と交流を図り、地域開発の為に貢献することを期するものであります。 1966年7月

 この地域のJC運動は、高度経済成長の最盛期の1966年に高い志を持った65名のメンバーにより始まりました。設立趣意書の「われわれの子孫」とは、現在この地域で住み暮らす私たちも当然含まれます。私たちが当たり前のように享受している明るい豊かな現在社会は、当時の青年たちが地域の未来のために行動を起こしてきた一つの結果と言えるのではないでしょうか。  現在の青年である私たちは、私たちにとっての「われわれの子孫」のため、より明るい未来を創造するために、設立以来の想いを引き継ぎながら行動をおこさなければなりません。そして、JCメンバーだけでなく、地域の多くの青年と志を共有し行動することで、より明るい未来を創造できると確信します。そのためにも伊都JCは、この地域の青年の「学び舎」として、私たち一人ひとりが積極的に行動する青年へと成長・発展する機会を提供する場であり続けなければならないし、積極的に行動する青年が志を共有し活動するためのネットワークであり続けなければなりません。

「守破離(しゅはり)」
私は2003年の入会以来、青年会議所という青年の「学び舎」で、様々なことを経験させて頂きました。多くの経験や、見聞きした言葉などが、自分自身へ大きな影響をもたらし、物事に果敢に前進する今の自分自身を形作っています。その経験の中で学んだ言葉の一つに「守破離」という言葉があります。「守破離」とは千利休や川上不白の言葉と言われており、「守」最初は基本を忠実に守り模倣し習熟すること、「破」次にそれを自分のものとして応用すること、「離」最後は型から離れ自由自在になること、などと言われます。武道でも、形をしっかりと身に付けることではじめて、高度な応用や個性の発揮が可能になるということを説明する言葉として使われます。この「守破離」は、JCについても当てはまる言葉だと思います。 JCの「守」となる基本は、会議方法・次第・議案書・予算決算などの形式と、JCIクリードやJC宣言などの理念があります。JCメンバーとして、まずはJCの基本をしっかりと経験し身につけることから始めましょう。そのためには、まず参加することが重要です。毎月の例会・委員会はもちろんですが、日本JCや関連他団体の事業など参加して初めて知ることができることがたくさんあります。また、その事業が伝えたい目的や趣旨を理解しようという姿勢で参加することにより、その事業に対する称賛や批判といった感想がただの感想で終わらずに、自分自身を磨き上げるものとなります。また、組織・役職に徹することも重要です。JCは、理事長・副理事長・委員長・委員など様々な役職がある組織です。会社に戻れば社長であったり専務であったりする方が多いと思いますが、JCは毎年異なる立場を経験することができます。本年度縁あってついた役職に一年間徹することで、普段経験することのできない視点から物事を考えることができるようになるでしょう。 この一年間の経験を糧とし、「破」としてJCでの経験を会社や家庭で活用して下さい。そして、「離」は私たち一人ひとりがそれぞれの答えを見つけましょう。千利休は『規矩作法(きくさほう)守りつくして破るとも離るるとても本(もと)を忘るな』とも詠んでいます。「本(もと)」とは、本来の理念を指すと思います。「明るい豊かな社会を築く」というJCの理念を忘れなければ、私たち一人ひとりの導き出す答えは必ずや、夢と希望あふれる橋本伊都の創造への一歩となります。

「志を同じくし行動を共にするための理念と情報の共有」
理念と情報は共有することにより、志を同じくし行動を共にすることができ、より良いJC運動へと繋げることができます。JCの理念は、JCIクリード、JCIビジョン、JCIミッション、JC宣言文、JC綱領などに記されています。例会・理事会など諸会議でただ読み上げるだけでなく、理念を十分理解することに努めましょう。また情報については、本年もSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用し、双方向に素早く情報を受発信しましょう。その際に、情報の正確性と誤解のない内容であるかをしっかりと吟味することが重要です。

「JC運動の基礎となる会議運営能力の向上」
青年会議所は名前が表すように会議を行う組織です。JCの会議には、国際連合や国会など多くの公式会議でも取り入れられているロバート議事法という会議法を取り入れられています。また慣れない間は戸惑うことも多々あるかもしれませんが会議で使用するJC独自の議案書もあります。日本JCは63年、伊都JCは48年の歴史があり、その歴史の中で作られたJCの会議方法は一つの完成した形であると思います。総会・例会・理事会・委員会などの会議がより良い会議になればなるほど、より良いJC運動を行うことに繋がります。つまり、適切な会議の運営と充実した議案書の作成を出来るようになることが、より良いJC運動を行うための基礎となります。そして、JCの会議方法を学ぶことは、会社の経営や他団体での活動にも必ず応用が利きます。自分のために地域のために、今まさにメンバー一人ひとりの会議運営能力の向上を目指しましょう。

「現状にあったLOM運営と定款諸規則の検証」
一般社団法人へ移行したことで、運営面や会計面で新旧の方法が混在する状態にあります。特に会計面では、公益目的財産と一般社団法人移行後の財産があり、全員がその運営方法について理解している状況ではないと思います。早急に新たな運営方法を確立し、メンバーの誰もが運営していける体制にしていく必要があります。 また、昨年は一般社団法人への移行に伴い定款や諸規則を改正しました。新制度にあわせての文言の変更などを行いましたが、現在の社会情勢やLOMの現状にあわせて定款諸規則を根本から検証を行うことが本年の課題です。例えば、年会費について、現在の経済情勢や事業規模に対して、高いのか安いのか検討してみることもいいのではないでしょうか。変えるか変えないかは議論してみないとわかりませんが、年会費の議論を通じてJCの事業や事業費について今一度見直すきっかけとなります。また伊都JCという名称についてもメンバー全員で議論することもいいかもしれません。20年近く前、市町村合併に先んじて橋本・伊都JCから伊都JCへ名称を変更しました。その時の社会情勢とその時のメンバーの想いを知ることで、今後私たちは未来へ向かってどのように行動するか、地域の未来の「まちのかたち」を考える一つのきっかけとしましょう。

「未来を切り開く青年経済人の開発」
「敗戦からの戦後復興」と「約20年続くデフレと震災復興」、戦後と現在の状況が似ていると言われることがあります。その表現が正しいかどうかはわかりませんが、日本のJC運動は戦後の荒廃の中、経済再建の使命に燃える青年たちの情熱から始まったように、先行きの不透明な経済状況の中、現状を打破し地域経済の発展に使命を燃やすのはこの地域の私たち青年です。地域経済の発展のためにも、私たち青年は「青年経済人」として多くのことを学び、色々な経験をしなければなりません。私たちの成長は企業の成長に繋がり、地域経済の発展に繋がります。そのためにも青年経済人としての成長の機会を私たち自身の手で作っていきましょう。 また、この地域の青年経済人はJCメンバーだけではありません。時には切磋琢磨し互いに成長し、時には協力して地域の未来へ進むために、地域の青年経済人の輪を広げる必要があります。地域への想いと地域の未来への責任感を共有した青年経済人の輪が大きくなれば、この大きな輪が発信するメッセージは、地域や行政への大きなインパクトとなり、夢と希望あふれる橋本伊都創造の土台となるでしょう。

「2015年紀の国わかやま国体を活用したまちづくり」
2009年より始まった「庭球野球 TE−YA」事業は、2010年に小学生向けの大会が始まり、2012年に紀の国わかやま国体のデモンストレーションスポーツに正式に決定され、昨年2013年には、伊都JCから和歌山庭球野球協会へと事業主体の移管が大きく前進しました。2015年の紀の国わかやま国体でのデモンストレーション大会の実施までは、伊都JCも責任を持って関わっていかなければなりませんが、主体の移管が進行したことで、本来の目的に今一度立ち返る時が来ました。「庭球野球 TE−YA」事業は、大人から子供までの地域の人が一緒になって楽しむことによる市民交流と、地域発祥スポーツによる地域活性と地域の誇りと自信の形成を目的に始まりましたが、目前の国体へ向けて、ルールの整備や普及活動に重点を置いていたので、本来JCが目指していた目的にはまだ達していないのが現状です。2015年の紀の国わかやま国体は和歌山県では1971年の黒潮国体以来44年ぶりの国体であり、また「庭球野球 TE−YA」事業は国体のデモンストレーションスポーツであります。この機会を十分に活用し、本来の目的である市民交流や地域活性を実現していきましょう。

「JC運動への積極的な参加」
国際青年会議所(JCI)は世界中に20万名の会員を有する組織であり、日本青年会議所(日本JC)は、日本中に3万5千名の会員を有する組織です。私たちは伊都JCのメンバーであると同時にJCIや日本JCのメンバーでもあります。JCIや日本JCの運動は大きすぎて一見私たちに関係のないものに見えてしまう場合がありますが、世界中の青年が明るい豊かな社会の実現に向けて取り組んでいる運動であるので、この運動に共感・共鳴できる部分はたくさんあると思います。例年に引き続き、JCI NOTHING BUT NETS キャンペーンなどへの協力や、日本JCの大会や事業への積極的な参加をしましょう。また巨大な組織としてのスケールメリットをこの地域のために活用できることも多々ありますので、セミナープログラムやLOMサービスを積極的に活用していきましょう。

「和歌山ブロック大会の主管」
 2014年度は2006年以来8年ぶりに伊都JCが和歌山ブロック大会主管する年となります。和歌山ブロック大会の主催はあくまで日本JCの和歌山ブロック協議会であり、大会の理念は日本JCや和歌山ブロック協議会が掲げるものとなります。主管LOMの意義は、日本JCのJC運動を私たちの地域で展開することができる機会であることと、この地域の魅力を和歌山県内へ発信するまたとない機会であることです。和歌山ブロック協議会と連携を取り、和歌山ブロック大会という8年に一度しかない機会を、私たちの成長や地域の発展へと繋げましょう。

「熱いJC魂による会員拡大の成功」
私たちはより明るい未来の創造を目指しており、そのためには一人でも多くの志を同じくし行動を共にする青年が必要です。つまり、会員の拡大こそが明るい未来の創造の一番の近道なのです。メンバー全員が地域の未来に対しての責任感を持ち、JCの「学び舎」としての魅力を発信していきましょう。会員拡大成功の秘訣は、拡大を成功させるという強い意志です。拡大の手法は色々とありますが、まずは絶対に拡大を成功させるという強い意志がなければ、どんな優れた手法を用いても成功には至りません。メンバー一人ひとりの熱いJC魂を今こそ見せる時です!

「結びに 勇往邁進(ゆうおうまいしん)」
市町村など地域や企業やJCなどの組織など大きく見れば一つのものですが、それを構成しているのは一人ひとりの人です。地域や組織をより良いものにと考えた時に大事なことの一つは、構成する一人ひとりが成長することです。そして、成長した人々が志を同じくし、力を結集し、共に行動することで、ようやく地域や組織がより良いものに変化していきます。 未来を切り開くのは今を生きる私たち青年です。 未来のために今行動できるのは、過去の青年でも未来の青年でもなく、私たち現在の青年なのです。 私たちは青年なのだから、自分の心のアクセルを全開に踏み込み、自身の成長と変化に恐れることなく、そして、未来に向けての行動にためらうことなく、夢と希望あふれる橋本伊都の創造に向けて、明日への一歩を共に今踏み出そう!

勇往邁進

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